12月 2019年 の記事


家の気密性が大事だという話の続きです。

戸建て住宅は寒い、暑いとマンションにお住まいの方はよくおっしゃります。

大体その通りだと思います。そりゃそうですよね、ほとんどの部屋が上下左右外気にさらされてるわけじゃなくて

お隣のお部屋ですから。

しかし戸建て住宅は違います、四方は外気、床下も通気よくなるように作られてますし、屋根裏も同じです。

ペアガラスの普及によってずいぶん良くなりましたが、明るさ確保のために大きくとられた窓は外気にすぐに影響されます。

そこで、新築であれば断熱材の性能がいいものを多く使うのがおすすめになります。

ほとんどの住宅がグラスウールでの断熱になると思いますが、種類が選べるならば値段が上がっても数字のいいものを

一階の床もグラスウールやスタイロフォームを根太の間に隙間なく。

天井は厚さを100ミリではなく200ミリなどにするとかなり良くなります。

気密性能は作りの良さにもよるのでなんともいえないですが、大手ハウスメーカーなら問題ないと思いますし、

工務店でもプレカットなので昔ほどの隙間は出来にくい気がします。

個人的には外壁下地にダイライトなどの合板を張ってある住宅がいいと思ってます、物理的に隙間がなくなるからですね。

そしてサッシですが、ペアガラス以上で空気層の厚いもので。Low−eガラスはあまり当てにならない気がします。。。

そしてサッシの家側は樹脂で出来ているものだと窓周りの結露が抑えられて

室内環境が良くなります。あとは厚手のカーテンがあると効果的ですね。

このあたりを思いっきり突き詰めているメーカーもありますが、そこまで突き詰めなくてもいいような気もしています。

快適なのはわかるんですが、なんとなく密閉感が強く感じるような。。。

あ、冷暖房ですが、夏のエアコンは再熱除湿というのがついてるのがいいです。うるるとさららとかさらっと除湿とか言ってるやつです。

これは除湿をかけたときに部屋が寒くならずに、湿気だけを取って冷たくなっった空気を暖かくしてくれる機能です。

冬は床暖房がいいと思いますが、全部に入れるのは難しいので都市ガスの燃焼した空気は外へ出すタイプのファンヒーターがいいと思います。

家の気密性が良くなった分、開放型のストーブは汚れた空気が部屋に充満するし、(24時間換気があるのでそれほどではないかもしれませんが)

燃焼したときに出る水分が結露を生むからです。

この結露は気密をよくすると出てしまうのですが、換気を良くしないとクローゼットや押し入れ、最悪の場合壁内結露が起きて家の中がかび臭くなってしまします。

このかび臭い家って結構多いんですよね。。。わりと新しい家でもあります。

私は気管支が弱くて、カビの多い場所にいると咳がが止まらなくなるのですぐにわかります。

この結露問題は家の広さや、住んでいる人数などによっても基準が変わるので数値化するのが難しい。

おそらく、どんなハウスメーカーでも家の中も構造にも室内にも絶対結露が出ないとは言い切れないんじゃないでしょうか。

なんとなくだらだらと書いてしましましたが、これから住宅を考えている方は間取りや値段だけじゃなくて、住み心地についても

少し考えて見てもいいんじゃないでしょうか。

少なくてもフランチャイズのような輸入住宅や、地熱で暖まるとか大手ハウスメーカーがやっていない工法は怪しいので疑ってみた方がいいと思います。

日本の住宅が、住みやすく長持ちして、時間をかけてきれいな街並みを作っていければいいなと思います。

それでは2019年もありがとうございました。

良いお年を!

今年ももうほとんど終わりって感じになってきました。

あまり寒くもないし、いまいち気分が出ませんが年のせいでしょうか。。。

先日、灯油を買いに行ったんですが、翌日の朝、ガレージから漂う灯油の匂い。

なんと20リットルの灯油がほとんどこぼれていました。

どうやらポリタンクの劣化により、どこかから漏れていたようです。(目視ではわかりませんでした)

とりあえず拭き取れるだけ拭き取り、換気をしつつ、ポリタンク情報を調べるとポリタンクの寿命は5年という記事がいくつか出てきました。

そうなのかぁ、うちのも古くなったんだなぁなんて思いながら製造年月日を見てみると。




IMG_0112





これは真ん中の数字が西暦の下二桁で矢印が月を示します。


ということは。。。


まさかの1996年製




そりゃ漏れてもしょうがない。。。

ていうか96年から使ってるってどんだけ持ちがいいんだろうか。

家中を臭くした事に激しく後悔しつつ、自分の管理不足なので仕方がない。

そんな我が家ですが、実はほとんど灯油は使いません。

我が家は小さい家で2階リビングなのですが、2階は床暖房を利用しています。

日中はこれでほとんど家全体が暖まりますが朝一だけ、一階の廊下にある石油ファンヒーターを使います。

さあここからが本題です。

独立するまでハウスメーカーでたくさんの住宅を建ててきましたが、冷暖房ってすごく大切です。

昔の家であれば隙間風は当たり前、シングルサッシで窓際は寒いし結露する。

こたつから出られないほど家の中は寒く、トイレ、お風呂ではヒートショックで倒れる人が沢山いる。

これらはおそらく2000年位を境に変化しています。

1995年の阪神大震災を境に住宅の耐震強度が注目され、日本の住宅はどんどん高性能化されていきます。

そしてバブル崩壊による不景気で住宅はどんどん売れなくなっていった時代です。

そんな時代に日本のハウスメーカーは性能ということを売りにし始ます、耐震性、耐火性、気密性、断熱性、防犯性。各社の売りは様々です。

そんな荒波のような時代を経て、現在の住宅はどうかというと、性能表示や、瑕疵担保法などの事もありますが、新築であれば十分な性能を持っているといえるでしょう。

しかし、住み心地という一点で見れば断熱性、と気密性は良いほうがいいと思います。

耐震性は現在の基準で建てている限り、戸建て住宅は壊れません。

阪神大震災でも倒れたのは古い木造住宅だけです。(屋根が重く、構造が腐っていたのが大きな原因)

耐火性能も現在の基準では全焼といっても外から見たらわからないくらい燃えません。もらい火などは本当に近接していて火元が大きい場合だけだといえるでしょう。

もちろん、寝たばこなどで部屋が燃えることはあります。

そして防犯は窓ガラスに防犯フィルムを貼ればガラスを割られることは不可能ですし、いまや、wifiを利用したネットワークカメラも安価で設置可能です。

しかし、断熱性能と気密性は後からの工事も難しいし、基準も曖昧です。

しかし日常であれば一番重要な部分。

長くなったので今日はここまで。



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